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2024.04.19

認知症基本法と、私たちケアマネジャーの役割

皆様、こんにちは。

居宅介護支援事業所コスタリゾン千壽苑の大塚です。

 

今年は暖かくなってきても桜の開花が少し遅かったですね。

そのおかげで、今年度の新入生には桜が咲くなかでの入学式となり、良い思い出となったことでしょう。

 

さて、今年1月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。

認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことを目指す法律です。

 

認知症とは、疾患によって認知機能が低下し、日常生活や社会生活に支障をきたしている状態を指します。

例えば、脳梗塞の既往歴がある方が、暖かくなったのに厚着をしてしまうことがあります。体温管理ができず体調を崩してしまうことも考えられます。

また、アルツハイマー病と診断された方が、家族の入学式の写真を見ても誰の写真か分からなくなってしまうことがあります。

このような状態を認知症と言い、おそらくご本人もご家族も困ってらっしゃるのではないかと思います。

 

居宅介護支援事業所のケアマネジャーは、認知症の方々とそのご家族にとっての”相談窓口”であり、その方々と介護サービスとを繋ぐ”調整役”です。

介護サービスを利用することで、認知症による困りごとを解消できる場合があります。

まずは相談してみていただければと思います。

 

暖かい日に厚着をしてしまっても、大事な思い出を忘れてしまっても、その人とそのご家族が希望を持って暮らすことができるよう、私たちがお手伝いさせていただきます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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