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2024.09.02

お盆も終わって、、、

こんにちは。緑区千壽苑の看護課です。

毎年お盆の時期になると、認知症を患っている方達が、普段は穏やかに過ごされているのになんだかそわそわし始めます。

「家に帰してください」「じいさんが会いに来た」「生存していない人が見える」「お線香をあげなくてはいけない」「私がいないとばあさんはどうした?とみんなが心配する」とおっしゃったり、

「出口はどこですか」と真っ赤なお顔をして大汗をかいて動き回ったり、

夜間不眠になったり、

ご本人の心配事を聞いて、大丈夫ですよ、と伝えてもご納得いただけなくて、「困った…」「どうしたらいいのか分からない」と出口を探して徘徊を続けたり…

お元気な頃は家庭の中心で、主婦としてお盆の行事を取り仕切っていたことがうかがえます。

職員は本人の動きをむりやり制止することはせず、見守り、危険を感じた時には必ず声を掛け、安全を確保します。

お盆が終わる頃にはほとんどの方は何事もなかったかのように落ち着き、日常に戻っていますが、一部の方は、一気に認知症の症状が進行してしまって、薬(安定剤)を服用しなければならない人もいます。

安定剤は効きすぎてもダメで、ADL(日常生活動作)の低下や食欲不振につながりかねないので、観察をしっかり行いながら調整します。
服用し始めた薬は様子を見ながら減量していって、元の穏やかな生活に戻れるようにしっかりお手伝いしています。介護イメージ

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